とにかくよく動き回る一歳児。
でも、まだ状況を全く分かっていない分からんちん。
人の気持ちも全く察することなく、反応が面白いのかわざと悪さをするし、
時と場所を選ばず、どこでも癇癪をおこしだたをこねる。
ちょっと目を離すとどこへでも行ってしまったり、
何でも口に入れて汚いし、足元はまだ心もとないのにも関わらず平気で階段に登る。
困ったちゃんで危険極まりない1歳児ですよね。
ということで、
今回は、そんな分からんちんの上手な操り方法6つのポイントをご紹介します。
ポイント1 環境設定に工夫を
●危険なものはあらかじめ手の届かないところにしまっておく
●汚されても片づけやすいような工夫をする
●壊されたくない大事なものは極力見せないようにしまっておく
●周りの迷惑になるような場所は極力さける
●触られても、壊されても、汚されても大丈夫なものを置いておく
ポイント2 まだ生まれて1年だから分からんちんは無理もないと諦める
これはお母さんのマインド変換ですね。
確かに、この世に生を受けてからまだ1年。
そんなに要求しても出来るはずがありません。
また、この頃の赤ちゃんは数年間でものすごい勢いで成長していきます。
赤ちゃんがいろんなものに触ったり、口に入れたり、走り回ったりということは
お勉強のうちなのですね。
後からついて回るお母さんは本当に大変だと思いますが、
そこは我が子の成長のためと割り切って、
数年間頑張りたいものです。育児の大変な時期は必ず過ぎます。
ですから、しばらくの辛抱と思って、工夫しながら乗り切りましょう。
ポイント3 お母さんの平常心を保つためにも、なるべく家事は手抜きをしたり、
一緒にお昼寝をしたりしてエネルギーを高めておく
分からんちんの相手をするのは、本当に大変です。
ですから、お母さんも適度に息抜きをしたり、リフレッシュしたり、
出来る限り家事は手抜きをしてエネルギーを蓄える必要があります。
お母さんが疲れすぎたり、寝不足だったりすると、精神状態が不安定になり、
イライラもまします。
そうなると、こどもと楽しく過ごすという事が出来なくなってしまいます。
ですから、出来れば、自分でなくても出来ることは他人に任せたり、
サービスを利用したり、たまにはこどもを預かってもらったりしながら、
お母さんが心身ともに健康であることが大切です。
ポイント4 とにかく外遊びをさせてこどものパワーを発散させる
興味深々、とにかく動き回る1歳児。家の中に一日中いたら、
お母さんも子供も煮詰まってしまって、精神衛生上よくありません。
一日一回は外にでて、数時間思い切り遊ばせましょう。
思う存分体を動かして遊ぶと、お腹もすいてご飯もたくさん食べますし、
疲れて良く寝てくれます。(疲れ過ぎて寝ないこともありますが、
トホホ・・・)
ポイント5 分からんちんでもダメなものはダメと伝えることが大事
言って聞かせてもまだよく分かってないし・・・と言って、
子供のなすがままにするのもよくありません。
分からないと思っても、ダメなことはダメとしっかり教えましょう。
ただし、ダメなことが多すぎると、お母さんもいつも叱ってばかりということになり、
子供も自由に行動することができませんので、
叱るべきことを絞って、あとは命や怪我をしない程度ならある程度、
好きなことをさせてあげる方がよいでしょう。
とにかく、この頃の子どもにとって欲求不満が一番の大敵です。
満足するまで熱中して遊べる環境づくりをしてあげましょう。
ポイント6 ごねたら気をそらしたり、話題を変えたり、もっと面白いものを見せたりする
まだこの頃の赤ちゃんは気まぐれなので、それを利用します。
ぐずったりごねたりしたら、他のことで気をそらしたり、
別の話題に持って行ったりすると案外、
さっきまでのことなどケロっと忘れることもありますよ。