生まれたばかりの赤ちゃんはまだ
それこそ
おっぱい飲んで
ねんねして
オムツをかえて
またおっぱい飲んでの繰り返しで
でた
話しかけても返事をしてくれるわけでもなし、
あやしても何か反応があるわけでもありません。
そんな赤ちゃんにお話しするなんて
会話が成り立つわけでもなあないし
一人で話してるようで恥ずかしいし
どうしていいか分からない
語りかけるのは苦手という方も
いらっしゃるかもしれません。
確かに、赤ちゃんは最初の頃は
ただ寝ているだけ、
何かあれば泣くだけの存在のようにも見えます。
でも、赤ちゃんはもともと素晴らしいコミュニケーション能力を
すでに持っています。
その才能を引き出すために
お母さんがちょっと協力してあげればよいのです。
お母さんも赤ちゃんもまだ不安だし、
慣れていないのは当たりまえ、
ですから
0か月の赤ちゃんへの語りかけは
まず、以下のような赤ちゃんへの語りかけの心構えを
持つことから始めてみましょう。
ここは安全だから、安心してねんねできるよ。
お腹がすいらお母さんが直ぐにおっぱいをあげるからね。
うんちして気もち悪かったら教えてねおすぐかえてあげるよー。
たまにお風呂にも入れるけど怖くないからね。
このように、赤ちゃんがきた世界は安心できる楽しい所だと
教えてあげることが0歳児への語りかけの基本です。
そして、不自由な赤ちゃんができるだけ快適にくらせるような
環境を整えてあげるよということも教えてあげましょう。
何にも話さない赤ちゃんでも
お母さんのそんな温かい気もちや態度行動は
赤ちゃんの愛情タンクにしっかりと蓄積されていって、
後々の成長の基盤となります。
コミュニケーションは一人ではできません。
最初はお母さんも分からないことだらけなのはあたりまえ。
だとしたら、この世の中のことも全く知らない
目も良く見えないし
体も思うように動かせない
そんな状態の赤ちゃんの方がもっと不安ですよね。
ですから、
お母さんの方からどんどんコミュニケーションを
とって赤ちゃんを安心させて導いてあげて下さい。
とはいっても、
やっぱり、まだお話出来もない赤ちゃんに話しかけるのは何だか
苦手だなあと思うかたはこんなことを想像してみ下さい。
あなたが道を歩いていると
お隣のおばあちゃんが苦しそうにしゃがみ込んでいます。
あなたはどうしますか?
まさか知らんぷりして通り過ぎる?ことは
ありませんよね。
たぶん、こんな感じで話かけると思います。
あら、おばあちゃんどうしたの?
大丈夫?苦しそうですね。
どこか痛いんですか?
ちょっと待って、すぐ救急車呼びますから。
大丈夫ですよ
直ぐ病院で診てもらえますからね。
あなたも、こんなふうにおばあちゃんに
話しかけますよね。
赤ちゃんへの語りかけも同じです。
お腹空いたかな?おっぱいあげるからね。
よしよしよし。
おしりきれいきれいしようか。
さっぱりしたね。はい終わりました。
などなど
オムツをかえる時
泣いた時
抱っこしているとき
お風呂に入れる時
上手にお話する必要はありませんし
赤ちゃん以外に聞いている人は誰もいません。
なので、
恥ずかしがらずに
どんどん話しかけてあげましょう。
そのうちに、
ママの語りかけもどんどん上手になっていきますよ。