子育てもここまでくればかなり楽になってきます。まだまだ子供ですが、
4歳になってくると聞きわけもよくなってきますし、
ある程度放っておいても自分で何でもできる年齢になってきます。
そんな4歳ですが、まだまだ困ったちゃんになるときも。
今回は、複雑なお年頃の4歳児を上手に叱る4つのポイントをお伝えします。
ポイント1 聞きわけは良くなってきますが、まだまだ限界もあることを念頭におきましょう
一人で遊べたり、ダメと言われればある程度お約束も守れるようになってくるのが4歳です。
しかし、まだ子供。辛抱出来る限界もあることを念頭に入れておきましょう。
個人差もありますが、公共の場所でじっとしているのは20分~30分が限界でしょう。
また、お友達が遊びに来ていたり、集団になったりすると調子にのってはしゃいだり、
普段しないようなことをすることもありますので注意が必要です。
ポイント2 こども同士の喧嘩には親があまりしゃしゃり出る必要はありません
もちろん親の前で喧嘩している場合は、「皆で仲よく遊ぼうね。」
ぐらいは注意してもいいでしょう。こどももそういういざこざを経験しながら、
コミュニケーションを学んでいきますので、大人があまりしゃしゃりでる必要はありません。
また、「もうあなたとは遊ばない。」「もう友達じゃない。」と言い合ったりしていても、
翌日にはケロッとしてるのがこの頃の子ども。まだ、陰険にいじめ続けたり、
ずっと根にもったりするということはありませんので、そこまで心配する必要もないでしょう。
ポイント3 どうしてもイヤなこと、どうしてもしたくないこともあるのは大目にみて
例えば、習い事のスイミング、初めは調子よくいっていたのに、ある日先生に注意された、
もしくは、お友達に何かされたなどちょっとしたことで、スイミングに行くのがどうしても嫌だと
なってしまうこともあります。そんな時は無理強いしても、嫌なものは嫌。
気もちを組んであげたうえで、ちょっとお休みしたり、別のことを始めたりして
環境を変えてあげることもよいでしょう。習い事は絶対にしなければいけないものではないので、
極力子供のストレスをためないような配慮もしたいものです。
また、これが毎日の保育園や幼稚園の中でのことだったら、ちょっと厄介ですね。
そんな時も、もちろん子どもの気持ちを認めてあげたうえで、
状況をいいように解釈して説明してあげて下さい。
例えば、幼稚園でいじめられたからイヤ!と言い張っているとしても、
お友達は単に遊びが過ぎただけで、いじめる意図はなかったかもしれません。
まだまだ、自分勝手に状況を判断してしまいがちな4歳児なので、
大人が上手にフォローしてあげることが大きな助けになります。
また、嫌々があまりにも続くようであれば、先生に相談して、
状況を改善する方法を一緒に工夫するのがよいでしょう。
ポイント4 照れて素直になれないときもあるけれどそれも成長のあかし
参観日に家族でお遊戯を見に行ったはいいものの、
恥ずかしいからといって踊らなかったり、
いいことをしたからと人前で褒めたりすると照れて逃げて行ってしまうなど、
素直になれないこともありますが、それも成長のあかし。
照れちゃってかわいいなあと温かく見守ってあげましょう。