とにかく、自分でやりたいが上手く出来なくて泣き叫ぶ。
良かれと思って手伝おうものならさらに、逆上。
これが欲しい、これがしたいを我慢できない。恥も外聞もありやしない。
とにかく、イヤイヤ大魔神の2歳児ちゃん。
さて、この魔の2歳を上手く叱るにはどうする?
今日は最強のポイントをお伝えします。
ポイント1 とにかく我慢比べ
とにかくこちらの思惑通りに動いてくれず、扱いにくいのが2歳児。
でも、こどもと同レベルになって喧嘩していては、状態は泥沼化する一方です。
大人として、常に冷静に対処することが必要です。
とにかく2歳のだだっこに負けない心の余裕をもつように務めましょう。
しかしながら、お友達を叩いたり、危ないことをしたり、
食べ物を粗末に扱ったりしたときなどはちゃんと叱りましょう。
すぐには分からなくてもダメなことはダメと言い続けることで、
少しずつ分かるときが来ます。
ポイント2 実は誘導しているが、本人に選択させていると思わせることが大事
靴をはこうか? イヤ!
人参食べようか?イヤ!
お風呂入ろうか?イヤ!
イヤイヤ大魔神の2歳児は、こっちのいう事に素直に従わないのが普通です。
とにかく何でもかんでもイヤイヤなのがこの時期。
これを上手く乗り切るためには、実は親は上手く誘導しているが、
それを悟られないようにすることです。
例えば、靴を履かせたい場合。
「靴はこうか?」「イヤ!」となりますが、
「どの靴にする?」といって、3足ぐらい見せると
意外にどれか1足を選んで履いてくれます。
お気に入りのしかはきたくないという場合も
もちろんありますが・・・。
「お風呂入ろうか?」「イヤ!」となるときも、
今日のシャンプーはどれを使う?クマさんの絵のついたやつにしようかな、
それともこっちのお花の匂いのやつにする?
などと選択肢をあげて自分で選ばせると、
素直にお風呂に入ることを誘導出来たりします。
もちろん、恐るべしイヤイヤ大魔神なので、
「どれもイヤ!」ということもありますが、やってみる価値はあります。
ポイント3 とにかく忍耐強く待つ
何かを自分でやりたいけれど、出来なくてギャーッとなってしまっても、
それはお母さんの責任ではありませんし、
お母さんが何とかしてあげる必要もないことです。
ギャーッとなることが普通だと思えば、
そもそもギャーッとならないようにしようと頑張る必要もありません。
とにかく泣きながらも本人が自分で出来る所までやって、
それでもどうしようも出来ない時は、
何かのサインを出して助けを求めてくるのでその時に受け止めてあげればいいだけです。
魔の2歳児も3歳過ぎて来ると落ち着いてきますので、
一時の事だと思い大らかに見守りましょう。
ポイント4 時に憎らしくなるイヤイヤ大魔神。けれど、まだ2歳。
親にとっては迷惑な2歳のイヤイヤもやはり成長には欠かせない重要なことなのです。
親を困らせようとやっているのではなく、
自我を持つために必要なイヤイヤなんですね。
2歳児も頑張っているし、不安なのです。
ですから、叱ったり喧嘩したりしても、
お母さんに甘えてきたらしっかり愛情をつたえてあげて下さい。
イヤイヤいっても、やっぱり最後は受け止めてもらえる。
それが、子供の情緒を安定させることにつながる大切なことだからです。
ポイント5 お手伝いをたくさんさせて自己重要感を高める
- エレベーターのボタンを押してもらう
- 洗濯機の電源をいれてもらう
- 掃除機をかけてもらう
- お皿を運んでもらう
- 洗濯物をしまってもらう
- 買い物袋の品物をしまってもらう
何でもいいのです。2歳児でも出来る簡単なお手伝いを沢山してもらいます。
そして、出来たら、おーっ、良く出来たねー。ありがとう、助かったよー。と感謝する。
すると超ご機嫌になります。そうやって、自分は出来るんだ、お母さんの役にたったという
自己重要感をみたしてあげることも2歳児を喜ばせる手段です。
ただし、くれぐれもやり過ぎには注意。
遊びの一環として楽しく行うとうまくいきます。