お嬢さん達が先日プラスティックのお皿や鍋で遊んでいたんです。
それを、見て
そうだ、玩具の果物と野菜を持ってこよう!
と思って、ふと考えた。
まてよ、紙で作ってみよう。
それで、
コピー用紙を持ってきて、
これでおにぎり作ろうか、と言って
紙をぐちゃぐちゃっと丸めて、ぎゅっぎゅっと
何となく三角のおにぎりを作ってみせました。
作ろう作ろうということになって、
沢山おにぎりを作りました。
「ここに海苔をまきたい!」
という要望があったので、
ペンで色を塗ろうかなと考えながら、
子供の机の引き出しをごそごそと探したら、
あったあった、
去年学校の工作で使い残していた、色画用紙!
ということで、それを使って、
おにぎりにのりをまき、
卵焼きを作り
梅干しをのせました。
出来た出来た!
始めは母と女子二人で作っていたのですが、
そのうち、
何か面白そうなことしてるねと、
ボーイズも加わり、
寿司やらなにやら沢山面白いものができました。
現在は、本当に見てるだけで可愛い玩具、
例えば、果物や野菜の玩具でも、子どもより自分がコレクションしたい
ようなものがたくさん売ってあります。
たまに、子どものためにではなくて、
自分のために買ってるんじゃないかと思うときもあります。
でも、
確かにかわいいのですが、
やはり子供の想像力や手の巧緻性を養うには
そういった既成の玩具は不適切です。
一枚のただの白い紙が、いろいろな物に変身する。
ただの、四角い段ボール箱が、船にも家にもなる。
バービー人形、かわいいし、スタイルいいし、
着せ替えごっこは楽しいです。
ミッキーマウスやキティーちゃんのぬいぐるみ、
誰でも欲しいキュートさですが、
やはり幼児には、タオルを絞って作ったお人形の方が
もっと頭を働かせる遊びが出来るはずです。
自分で顔も描けるので
世界で一つのオリジナルのお人形になりますしね。
お絵描きすると汚れます、
チョキチョキすると、紙が散乱します、
でも、きっと
自分の手を動かして、
自分で想像して作る遊びの最中
子供達の心の中には、生き生きとした楽しさが
いっぱい溢れていると思います。
ついつい、
いろんな玩具を買い与えてしまいがちですが、
時には、
周りにあるがらくたや
自然のもの
段ボール
空きビン
などをつかって
自分で玩具を作る、そういう体験を一緒に楽しみたい
そして、そんなひと時を大切にしたいと思います。