それでは前回に引き続き、
今回は九九の視算表の導入方法について
書いていこうと思います。
この記事を読んで実行すると
・ただの暗記ではなく子供が納得できる
・九九を割り算や分数に応用できる
・楽しく覚えられる
・視(思)考力の養成が出来る
・36個だけ覚えればよい
という利点がありますので
是非やってみて下さい。
さて、ではその方法ですが
まずは、準備するものを書きます。
1、お宝を準備する
2、お手本の視算表を準備する
3、人形を9体準備する
1、お宝は玩具のお金とかきれいな石とか
拾ってきたどんぐりでも構いません。
100個ぐらい(最低81個)準備します。
2、視算表は手書きでもすぐ作れますし、
コチラからダウンロードして印刷して
ただいても結構です。
問題を作る時の用紙もありますので、
必要な方はダウンロードしてご使用
いただけます。
そのままお使いいただけますし、
切り離してもご使用いただけます。
使いやすいように工夫して下さいね。
もっと、たくさん問題が欲しいとう場合には
どんぐり倶楽部から購入も可能です。
3、お人形はご家庭にあるもので結構です。
レゴ、プレイモービル、バービー、恐竜・・・なんでもどうぞ。
準備が出来たら早速始めましょう。
その日に学習するマスを選びます。
今回はこれにしましょう。
24個のお宝を用意します。
では3人に分けて下さい。
一人いくつずつ貰えるかな。
といって、分けてもらいます。
写真は4人に分けていますが
こんな感じです。
8個ずつ。と分かった所で
上のマスを埋めてもらいます。
マスを見せて、この24はお宝の数。
こっちは何人の人に分けるか、
こっちは一人何個ずつ貰えるかを
表しています。
と説明しましょう。
でもね、実は逆も出来るんだよ。
さっきは24個のお宝を3人に8個ずつ
分けたけど、
24個のお宝を8人に分けてみよう。
どうなるかな?
といって分けてもらいます。
3個ずつ。
上のマスを埋めてもらって、
こっちは何人に、
こっちは何個づずつだったね。
そうだね。
つまり、この下の数はどちらを人に
しても、宝にしてもいいよね。
じゃあ、これを式でかいてみるよ。
3個×8人=24個
8個×3人=24個
で、最後にこのますを埋めてもらいましょう。
このように子供が納得出来るまで
お宝を使いながら、マスを丁寧に写したり
マスを埋めたりして、イメージでこの3つの数字を
思い出せるように意識しながら行いましょう。
ここでしっかりこの3つの数の関係を
掴んでしまえば、割り算も分数もすでに
習得しているということです。
これで、単純暗記だった九九が
思考力を養成する学習に変わりました。
あなたも是非取り入れてみて下さい。
九九は以上で完璧なのですが
実は、九九をもっと楽しむためのアイテムがありますので
次の記事でご紹介したいと思います。
では次回もお楽しみに。