書店に並んでいる多くの絵本から子どもにあった絵本を選ぶのは大変なことですよね。紹介したり絵本がたくさんある中で、4人の子育てを通して、我が家の子供達が好きな絵本を年齢別に10冊厳選してみました。どうぞ、ご活用下さい。
親子のふれあいや絆づくりが特に大切な乳幼児期ですから、できるだけテレビやスマートフォンは消して、絵本を通して豊かなコミュニケーションの時間を楽しみましょう。ひざに抱っこし、お母さんの声やむくもりを感じながら、子どもたちがお母さんと一緒に優しく楽しいひとときを過ごせることを願っています。
0歳児でも絵本を読んであげると足をバタバタ動かして喜びます。いろいろな色や形を見るのが面白いのでしょうね。絵本をたくさん読んであげなくちゃと意気込む必要はありませんが、お母さんと赤ちゃんのコミュニケーションや遊びのツールとして利用してみてはいかがでしょうか?
【0歳児のおすすめ絵本ランキング10】
1位 なーんだ なんだ 作・絵: カズコ・G・ストーン 出版社:童心社
この絵本が1位のわけは、基本色が黒と白という、
3か月ごろの赤ちゃんでも見分けることが容易な
色で描かれている所です。3か月ごろになると
日中起きているのが長くなってきますので、家にいて
手持無沙汰な時間にちょっと見せてあげると、食い入るように見てくれます。
2位 いない いない ばあ 文: 松谷 みよ子 絵: 瀬川 康男 出版社: 童心社
今まで寝てばかりだった赤ちゃんが起き出して、
笑おうものなら、ママもパパも永遠に
赤ちゃんを喜ばせようと、働きかけることになるでしょう。
そんな中でも、いないいないばあは、全ての赤ちゃんが
笑顔いっぱいになる遊びですよね。
3位 おひさま あはは 作: 前川かずお 出版社: こぐま社
お話に出て来る男のが、不機嫌になる場面が
あるのですが、絵本を見ていた子供も
同じように怪訝な顔になったんです。
でも、お母さんに抱っこしてもらうとまた
一緒にあははと大笑いという感情移入できる、何とも楽しい絵本です。
4位 エルマーいろいろ 作・絵: デビッド・マッキー 訳: きたむら さとし 出版社: BL出版
エルマー君と一緒にいろんな色が学べます。
この絵本が好きで毎日のように読んであげて
いたのですが、あるひ書店に行くと、同じ絵本を
見た6か月の子どもが、「ここにエルマー君がいたー!」
と言わんばかりに、目を輝かせて、ばたばた嬉しそうにした時のことが懐かしく思われます。
ぴー、じゃらじゃら、ぱちん、といった音のイメージを
描いた絵本。手を動かしたり、体で表現したり、絵本を
読みながら音とイメージをたのしく結べる絵本です。
ことばをまだ話せない赤ちゃんにも喜ばれる、赤ちゃん
参加型の一冊です。
6位 おつきさま こんばんは 作: 林 明子 出版社: 福音館書店
お月様の表情がなんとも素敵な一冊です。
顔の表情をそれはよく読み取る
ことが出来る赤ちゃんが、絵本を通してお月様の表情の
変化を感じて楽しめる一冊です。
7位 くだもの 作: 平山和子 出版社: 福音館書店
子こもたちにおなじみの、リンゴやぶどうやばななが
とても綺麗な絵で大きく描いてある絵本です。
思わず食べたくなってしまう素敵な絵を
見ながら、一緒におはなしするのが楽しい一冊です。
8位 おててがでたよ 作: 林 明子 出版社: 福音館書店
赤ちゃんの着替えが楽しくなる絵本です。
頭がでたよ、足はどこかな、おててはどこかななど
着替えの時にお母さんが語り掛けることで、
赤ちゃんのゆたかな言葉を育むことが出来ます。
9位 がたんごとん がたんごとん 作: 安西 水丸 出版社:福音館書店
汽車がみんなを載せて終点までいき、
最後にテーブルにすわって朝ごはんを食べると
いうお話です。赤ちゃんといっしょに、汽車で
台所に行くなど、遊びをとりいれることで楽しくテーブルに
つけますよね。
10位 もこもこもこ 作: 谷川 俊太郎 絵: 元永 定正 出版社: 文研出版
谷川俊太郎さんの絵本です。もこもこ、しーん、つん、
ぽろり、などの音とともに場面が変わる、ユニークな
一冊です。音だけなのに、なぜかストーリーを感じさせる
ところが素晴らし。4~5歳の子どもでも面白がって
何度も読んで欲しいと言ってくる一冊。