前回のブログにも書いた通り、
長男ですが、
3年生になってやっと、絵本の絵を見るだけではなく、文字を読むように
なってきました。
私達の子どもたちが日常生活でドイツ語に触れる機会は、学校の授業のみ、
(公用語はフランス語、そして家では日本語とスペイン語のため)
という過酷な環境のなかで、語彙力や文法力や用法などを身に
つけていくには、自分で本を読む意外にありません。
つまり、やはり語学はどんな方法であれ、結局は流暢に運用できるには
語彙力と文法力をつけるしかありません。
テレビもたまに見せますが、ドイツ語を勉強するという目的で
長時間テレビ漬けにもできませんしね。
ところで、
本を読み始めたのは遅かったものの、一旦読み始めたと思ったら
物凄い勢いで読むんですね。
「家の本は殆ど読んでしまったから、つまらない。」
だそうです。
さて、kokosnuss というシリーズの後に、息子がはまったのが
Gregs Tagebuch というシリーズです。
面白い本らしいのですが、母は読めないので、
内容説明は控えます。
これも、全て読んでしまったので、
さて、そろそろ王道といきましょうかね、ということで
先日、『モモ』ミヒャエルエンデ
『果てしない物語』ミヒャエルエンデ
エーリッヒケストナーのお話集
をアマゾンで注文しました。
早速、『モモ』を読み始めた息子。
「面白い!」
だそうです。良かった良かった。
こんなに早くから「本を読んで楽しい。」という感覚が持てる息子が羨ましいです。
ま、それが正常ってことなんでしょうけれど。
というのも、私は、小学生のとき本なんて読むために借りてたのではなく、
シールを貰うために借りてましたし、
高校生の時ですら、~文庫100選 みたいな本を読んでいることが
教養があることだみたいな、ヘンテコリンな考えでしたからね。
面白いから読む。
理由なんてそれだけで十分なのに・・・。
私のことはどうでもいいんですが、
さて、子供達、日本語の本はいつ自分で読めるようになるでしょうか?
母は、読み聞かせを続けながら忍耐強く待っています。笑
モノリンガルの環境でも、読み聞かせは小学校3年生までは
続けた方が良いとのことです。
その理由は、
「読めるけど、自分で読んだら遅いし、意味が分からなくなる。だから、楽しくない。」
という息子の言葉が物語っています。
日本語継承緒語教育の環境下では、小学校6年生頃までは読み聞かせた方が
良いような気がします。
もちろん、中にはスイスイ読めて、ちゃんと内容も追える子もいると思いますので、
状況にもよりますが、
読めるから読ませるのは子供にとってもストレスですし、
お話を聞いている方がストーリーが楽しめるのならば、それが本の本来の
目的でもありますよね。
ということで、今後も引き続き経過を観察していきましょう。