先日、マゼラン族とフンボルト族の記事を
書いたあと、
なんだか昔読んだ気がするなぁと思ったら
そうそう、
もう一つのマゼラン族とフンボルト族の問題が、
絶対に教えてはいけない問題でした。
以下糸山先生のブログから抜粋しますね。
絶対に教えてはいけない問題<6MX62> 月 日( )
今年のペンギンクラスはフンボルト族とマゼラン族でできています。
フンボルト族は23匹で、マゼラン族はクラス全体の1/3(3分の1)より5匹多い
そうです。では、マゼラン族は何匹いるのでしょう。
教えると、全部教えても応用が効かなくなります。
※今回は文字式を使った方程式は禁止です。
※受験勉強をしないで、普通に受験組より格段に賢く育てるための方法ですからね。
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<6MX95> 月 日( )
お化け神社でお祭りがありました。
そこでハム太郎は、タコ焼き10個とヤキソバ一皿を700円で買い、
食いしん坊のクジラ次郎は、ハム太郎が買ったものと同じタコ焼きを50個とヤキソバ二皿を2000円で買いました。
では、このタコ焼き20個とヤキソバ三皿を買うと代金は幾らになるでしょう。
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<6MX96> 月 日( )
モグラのモグモグは地底散歩をしていた時に、原子力発電の燃料になるウランを
見つけたので電力会社に売ることにしました。
最初は8億円で売ろうとしたのですが、もうちょっと高くしても売れるかなと思って
最初に売ろうとした値段の2割増しの値段を定価として付けました。
ところが、1週間たっても全く売れる気配がないので、定価の3割引で売ることにしました。
では、割引後の値段を求めてみましょう。
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<6MX97> 月 日( )
鰻のヌルヌル商店では、何でも定価の30%引きと書いてあります。
では、渡蟹カッチンがこの店で595円で買った
蟹マークペロペロキャンディーの定価は幾らだったのでしょう。
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<6MX98> 月 日( )
でんでん虫のろ太君の家から学校までの距離は1m20cmです。
昨日は、家から学校までの1/2(2分の1)を時速3.6mの速さで歩き、
残りの距離を超スピードで走ったので14分で学校に着きました。
今日は最初から最後まで超スピードで走ろうと思っています。
7時55分丁度に家を出ると学校には何時何分に着くことができるでしょうか。
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<6MX99> 月 日( )
友達を呼んでお食事会を開こうとしているハム太郎は、
自分の分も入れて向日葵(ひまわり)の種をお皿に取り分けているところです。
5個ずつにすると4個余るし6個ずつにすると2個足りないようです。
ハム太郎は、一体何人のお友達を呼んだのでしょう。
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<6MX62>19匹
<6MX95>1900円
<6MX96>6億7200万円
<6MX97>850円
<6MX98>8時3分
<6MX99>5人(6-1=5)
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アドバイスをあげて正解すると、
その場では分かったつもりになっていて
本当は定着してないってことが多いんですね。
子どもの頃よく、人に説明できるようになれば
分かっているということって
言われてたんですけど、
確かに、人に教えれることができればその問題に
関しては分かっているということに
なるでしょうね。
それに加えて、応用を効かせようと
思うと、やっぱり自分で試行錯誤して
答えに辿り着いた経験と知恵が物を言う
そんな気がします。
車で山の頂上に着いたなら
そこからの景色については語れるかもしれない。
だけど、途中にどんな草や花が咲いていて
どんな虫や動物がいたのかまでは
分からないし、頂上に登るための体力や
精神力には大きな違いが出て来るでしょう。
どんなに汗だくになったのか、喉はかわくし、
足はガクガク・・・そんな
ストーリーも語れません。
自分の力で登り切ったときはじめて、
山頂から見える景色の貴さや自然の
偉大さをより深く感じることでしょう。
だからこそ、その人が語る山頂の景色には
きっともっと深みがでてくる、そんな気がします。
子ども達の考える力を育てる時も
きっと同じことが言えますよね。
こうでもない、ああでもないって
あれこれ考える余裕があるのって
小学生ぐらいまでなんですよね。
中学生からって勉強の内容も高度に
なりますし、量も半端なく増えてきます。
最近の小学生は忙しくなったとはいえ、
まだまだ、学童期はのらりくらりできる時期。
自分でいろいろ経験して、たくさん失敗して
間違って、寄り道たくさんする子ほど
あとで賢くなりますよー。
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