進化1 粘り強さ
6歳11ヶ月 長男小学校1年生 2013年12月現在
最近かなり粘り強くなってきました。
思考の忍耐力というやつですが・・・。
ついてきているようです。
以前はというと・・・
すごかったです。
答えでないと
紙をぐちゃぐちゃにしたり・・・
号泣したり・・・
分かんないと言って
投げ出したり・・・
こんな風に育てた
私の責任でもあるのですが。
こういうことが結構ありました。
しかし、最近は
間違っても何度も絵を描きなおしてみる・・・
自分の描いた絵をじっと見てみる・・・
すぐにあきらめずに考えてみる・・・
ということが
出来るようになってきました。
普段から
ヒント出してもらって
正解してもちっとも
頭良くならないからね~
と言っているので
本人もそれを承知していて
最近私には助けを
求めてきません。
ようやく、
難しいことを考えるのが
楽しいことだというのを
分かりかけてきている
感じがします。
いいことです。
今日は最近
粘った問題をアップしたいと思います。
1MX08
マッキー[まっきい]と
ラッキー[らっきい]は
おちばひろいを しをています。
マッキー[まっきい]は 3ぽ
あるくたびに 2まい、
[らっきい]は 2ほ あるくたびに
1まいの おちばを
ひろうことが できます。
では、
2人[ふたり]あわせて
ちょうど 14まいの おちばを
ひろうには なんぷん
かかるでしょう。
2人[ふたり]とも あるく
はやさは 1ぽで 1ぷん
かかります。
2人[ふたり]は いっしょに
スタートします。
方程式で解くと・・・
x/3 × 2 + x/2 = 14 ってことに
なるでしょうか・・・。
いつものように問題を
読みながら言葉通りに
絵を描いていきます。
いろいろ描いていって
11だか12だか
答えを出しましたが、
答えも曖昧だし、
絵を見ても分かりづらい
ものだったので分からん帳
行きにしようとしました。
すると・・・
息子「待って待って、描き直してみる。」
キラリーン!
おお、息子よ。後光が見えるぞ。
成長したなーって思いました。
で・・・書き直したのがこちら↓
はじめ14個丸を描いて、
マッキーとラッキーが
歩いた歩数を縦線で描き、
そのつどその時に
拾った落ち葉を
チェックしていきました。
14枚チェックできたところで、
歩数の線を全部数えて
24ということになりました。
二人の歩数をきかれているならば、
これで良いのですが、
かかった時間なので、
同時に出発した
二人のかかった時間は足せません。
ということで答えは
間違ってますが、
正直ここまで解けるとは
思っていなかったので
驚きました。
視考力ってすごいわ~。
さてさて、
以前上記のような記事を
書いていましたが、
あっという間に
長男3年生になりました。
ある日、
同じ問題に再挑戦しました。
というのもその日は
次男がこの問題を
解いていました。
重複問題なので、
年長さんと1年生にでてきている
問題です。
で、そういえば、長男もまだ
正解になってなかったなーと思い、
一緒にすることにしました。
「どうしても24分だー。」
と言い張る長男に、
「二人合わせて
14枚の落ち葉を拾うには
何分かかるでしょう。
二人とも1歩で一分かかります。
二人は一緒にスタートします。」
という問題文を、
「だって、ほら24でしょ。」
と言ってくる度に、
くり返し読み・・・
(基本は一回だけしか読めません。)
結局
最後は泣きながら
鼻水たらしながら
しわくちゃの顔で
恥ずかしそうに、
でも笑顔で
12分ということに気が付きました。
約3年かかりましたね。
鼻水たらしてでも、
泣いて顔がしわくちゃになっても、
自分で気づくことが大切です。
この問題は本当に
いい問題なので、
皆さんも是非是非行って下さいね。
一発で解けるもよし、
解けなかったらお宝チャンス!
進化する絶好の機会なので、
ヒントを出さずに
こどもが自力で解答に至るのを
忍耐強く見守りましょう。
ちなみに、次男は一生懸命何やら書いて、
「あー、僕まだ
こんなにしないといけない。」
と、頑張って絵を描いていました。
こちらも、
まだあと数年かかる様子です。笑