どんぐり問題は
視(思)考力養成のための
問題だというのは
いつもの様に
絵を描いて
(自力で描き起こしたイメージ)でもって
問題を解いていきます。
これは先日長男がといた問題です。
1MX51
クジラのマッコ君、ザット君、
シロナガ君が宝探しをしています。
どの宝箱にも2個の宝が入っています。今回は3個の宝箱を見つけたら
1度ゴールに戻ります。
今、マッコ君が2回、ザット君が4回、
シロナガ君が3回ゴールに来ました。
では、皆で何個の宝を集めることが
出来たでしょうか。
むむむっ。
ちょっとこれはいただけませんねぇ~。
なにがいただけないか
分かりますか~?
良く見て下さい。
問題の下線部のところが
(2回、4回、3回)
数字だけになっていて、
絵が描いてません。
何だそれだけかと
思いますか?
これだけのことが
命取りになるのです。
自分の描いた絵に数字を
記入しておくのは良いです。
が、しかし。
横着して
数字だけしか書かないと、
目で見えませんので、
視(思)考力が使えません。
なので、いくら見ても、考えても
答えは出ません。
ということで、「ここ、2、3、4、って
書いてあるけど、これじゃなんだか
分からないから
絵に描こう。」
と誘導し。
以下のようになりました。
よしよし
これでよかろ~。
ちゃんとそれぞれのくじらが
ゴールに戻ったところの絵が
かけました。
こうやってジックリやると
時間もかかるし、
面倒なんですが
この一手間がとっても大事です。
こういうところを
丁寧にやるのか
自己流で大雑把にやるのかで
結果が大きく変わってくるのです。
どんぐり問題をやっているけど
なかなか上手く行かないと
言う人は、このブログだけではなく
糸山先生や先輩ママの
ブログを参考にしながら
注意事項をしっかり
守って行って下さいね。
文章を一語一語丁寧に
視覚イメージ化していく過程で
思考の忍耐力も同時についていきます。
もちろん読解力がつくことは
言うまでもありません。
絵を参考にして
解くというのは今までに
皆さんされてきているかも
しれません。
でも、どんぐり問題は
絵で解きます。
目で答えが見えるように
するのです。
この最も重要なところを
いい加減にやると
あとでかならず躓きます。
絵を描かなくても
分かるよという場合であっても
横着せずに絵を描きましょう。
簡単だから・・・
もう分かっているから・・・
描かなくても答え出るし・・・
だめです。絶対に絵を描きます。
どんぐり問題は
答えを出したり、正解するために
解いているのではなく、
勉強の方法を学んでいるからです。
今は良くても横着すると
後でその習慣が
命取りになるからです。
脳内の情報処理は言葉でも数字でもなく
視覚イメージで行なわれています。
それだからこそ
超高速で情報処理が可能なわけです。
勉強するときも
視覚イメージで
情報を入力してあげると
そのまま
脳みそが勝手に
考えてくれます。
そのときは分からなくても
脳みそは起きているときも、
寝ているときも
無意識下で
問題解決をしてくれています。
まあ、よく成功する法則みたいなやつで
ビジョンを描きましょう
すると成功します。
みたいなことが言われていますが、
まさしくそれです。
頭でイメージを描いていると、
脳みそが勝手にそっちに向かって
プログラムし始めます。
ちょっと胡散臭いですが、
コレ本当です。
子どもたちにもいつも言ってます。
何か問題があったとき、
「分からない、出来ない。」
では、脳味噌も
分からない、出来ないと
分からない、出来ない理由を
「どうしたらいいのかな?
どんな方法があるのかな?
どういう風に工夫できるかな?」
今出来なくてもいい、
あなたの脳味噌にそう問いかけなさい。
そうしたら、
脳味噌は一生懸命
考えてくれるから。」
という事で、とにかく、
数字にこだわらない
文字に執着しない
式は4年生からでオッケー
上記のような勉強は
学校でやってきますので
家庭ではあえてやらなくてもいいです。
ということで、
絵を見れば
答えが見えているという
解答がどんぐり問題では
パーフェクトなのです。
丁寧な絵=理解、思考、論理の過程、答え