進化8 自分で試行錯誤する
算数の問題は、大方
連比と倍数の概念で成り立っているそうです。
もちろん他にも、単位とか
あることはありますが・・・
今回は倍数の問題ですが、いい問題ですね。
頭だけで考えていてもなかなか解くことは難しいのですが、
これも文章通りに正確に絵を描ければ
あまり苦労せずに理解することが可能です。
自分で0からオリジナルの絵を描いて考えたときに
初めて本当に理解でき、また応用する力が付きます。
抽象思考が出来るようになっても、12歳までは
具象操作(絵を描いて考える)を続けていくことが
より高度な思考力(視考力)を育てる方法に
なりますので、細く長く続けていきましょう。
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今日は満開の桜の下でお花見です。ご馳走は超長うまか棒と
超長まずか棒の柔らかにです。超長うまか棒は超長まずか棒の
3倍の長さがあります。みんなで午前中にうまか棒と
まずか棒をちょうど半分ずつ食べたところ、残りの長さを
合わせると200cmでした。
では、超長うまか棒はもともと何cmだったでしょうか?

ミスエデュケーションという本の中には、
学童期に入っても、自分なりの方法で探究したり、研究したり
する機会を与え続けることが大切。
本質的には、幼児のときの指導と同じことを高いレベルで
行っていくことが重要。
知的な才能であれ創造的な才能であれ、自分の興味や自信や探究心の
強い子供達は、自分の才能を発揮するための糧を
自分で見つけることが出来ますが、平均的な子供達は
そうはいきません。無力感よりも有能感が強くなるように
育てましょう。
ということが書かれています。
つまり、周りがあれこれさせて出来るようにするのではなく、
子供達が自分で考え、自分で試行錯誤できる
環境を与えてあげて、その中で子供達が自分の手で、少しずつ
自分に自信をつけていく、自分を好きになっていく
そういうプロセスをたどれるように援助していきましょう
ということですね。