進化9 アドバイスするなんてもったいない
どんぐり問題では、
子供達に解き方を教えるなんて
もったいなくて絶対行いません。
放っておくと、自分で解き方を工夫しますので、
人それぞれ解き方もユニークで面白いのです。
2MX62
今日は満開の桜の下で、お花見です。ご馳走はクジラの
活き造りとアザラシの姿煮です。クジラの活き造りは
アザラシの姿煮の3倍の重さがあります。午前中に半分の
クジラとアザラシを食べたところ、残りの重さは併せて
120kgでした。では、クジラの活き造りはもともと
何kgだったのでしょうか。

まず、アザラシとクジラを半分食べた絵を
描きました。
そして、
何だか少し考えた後に、
●を12個書きました。
それを4つに区切りました。
一つの部分が(●3個分)がアザラシの姿煮の半分
残りが(●9個分)がクジラの活き造りの半分
ということになりました。
結果、クジラの活き造りはもともと180kgあったという
答えになりました。 正解!
そこで、何で●12個描いたの?と聞くと、
「だって、3倍でしょ。」
「3と6と12って、なんか似てるでしょ。」
というコメントでした。
「ふ~ん。そうなんだ。」
こどもの頭って柔軟だなと
つくづく感じます。
言語に関わらず読解力もつきますし、
日本語教育にもばっちりです。