そろそろ思考の臨界期の長男11歳と
ルクセンブルクでどんぐりDONGURI問題を
しています。
さて、今回の問題は
1年前から分からん帳に入っていた問題で
今回5回目の正直???で
解けましたよー。
こんな問題です、
5MX92
赤亀親子3匹と白亀親子3匹が亀丸フード食べ競争を
しました。赤亀のお父さんは子亀の3倍、お母さんはお父さんの
3/4倍食べました。一方、白亀のお父さんは子亀の5/2倍、
お母さんはお父さんの4/5倍食べました。また、赤子亀は
白子亀の7/8倍を食べました。では、赤亀のお父さんは
白亀のお母さんの何倍の亀丸フードを食べたのでしょうか。
具体的な基準となる数字のない、倍数の問題ですね。
しかも答えは、倍数の倍数を出す・・・みたいな。
この具体的な基準となる数字のない問題は
どんぐり問題ではすでに年長さん問題から登場してきています。
そういう意味では、このようななんだかわけのわからない
ことになっている問題を見ても
どんぐりっ子はそうそう驚きはしないようになります。
が・・・大変だったようです。笑
さて、
母はというと、XとかYを使わないと
解けないのでそうさせてもらって、
赤父 赤子 赤母
3X X 3X × 3/4
白父 白子 白母
5/2Y Y 5/2Y × 4/5
このようにして、
赤子 は 白子の7/8
X=7/8Y・・・➀
赤父 は 白母 の?倍
3X = 5/2Y × 4/5 × ? ・・・②
だから・・・という妙な式を作って
➀を②に代入
21/16
で答えを出しました。
でも、小学生のどんぐりっ子は
そんな姑息な手は使いませんよ。笑
小学生ですからね、
XもYも使いませんし、
代入とかもしません。
ということでどんぐりっ子の解答は・・・。
どんっ。
赤子亀は白子亀の7/8だから、
赤子:白子=7:8
とはいっても、比はまだ学校で習っていません。
赤が7だったら白は8ということで、
そうすると、
赤父 21 赤母 15.75
白父 20 白母 16
になる。
だから、
21÷16=1、3125
答え1、3125倍
で、正解!
今回の問題で
分数って比だったんだということに
今改めて気づかされました。
こんな人は私だけでしょうか?
だったら、ただのおバカさんで
恥ずかしいですが・・・。
赤=白の7/8
って、
赤:白=7:8
なんだということ。
例えば、
学校で習う時は、
比の計算は、中中、外外みたいに
教わるじゃないですか、
中と中をかけて、外と外をかけたのは
=なんだよ、みたいに。
3x=54 とかになったら
3は右の項の分母に持ってくるとか・・・。
結局、
比も分数も割合も
全然意味分かってなくて
やってたんだなって。
今回、
この赤:白=7:8に気が付いた子供もスゴイと
思うし、
こういうことを自分で気付けるように、
年長さんの問題からちゃんと仕組んである
どんぐり問題も超スゴイと思って
鳥肌たってます。
確かに、
約分とか通分とかも機械的に出来ますし、
中中、外外でも答えはでるし、
テストではある程度点数もとれるので
それでいいといえばよかったのかもしれませんが、
もしちゃんと理解できていたら
算数とか数学とか
解法と答えを暗記する科目にならずに
もっと楽しく学べたんだろうなと
思うと、
何かもったいない気がしてなりません。
自分で考えれるって
結局のところ
自分のやっていることが
日常そのものがきっともっと
楽しくなるんですよね。
よく分からないものを仕方なくこなしながらやっている
という感覚から、楽しく能動的にやって
力もどんどん積み重なって自信もついて
また新しいことがどんどんできるという感覚。
全然違いますよね。
どうせ勉強しないといけないんだったら
少しでも楽しんでできたら
数倍いいですよね。