今日はバイリンガル・マルチリンガルの
お子さんの日本語がえっ、ちょっとヤバい!と
感じた時の対処法についてお話したいと
思います。
どんぐり問題も日本語もという
お母さんにも朗報ですので、
是非参考にされて子供達の考える力と
日本語力アップをねらって行きましょう!
さてさて、我が家は現在
長男小5、次男小3、長女年長さん、次女年中さん
そして10か月の赤ちゃんという構成で、
妊娠出産が続くと思うようにならず
また、どうしても
上の子の日本語学習をはじめ、
学校の宿題やらなにやら気を配ることが
多すぎて・・・
赤ちゃんは赤ちゃんで手がかかります。
でもって・・・
結局、
幼稚園生だし、
お勉強もしなくていいし遊んでいればいいかっと
お嬢さんたちは放置・・・(そういえば)になってました。
夏休みを終え、
もうそろそろ6歳の長女。
どんぐり問題も本腰を入れてかかろうかな
と思って先日やってみると。
えのぐ・・・分からない
にじ・・・って何?
ホントにヤバいと思いました。
長女はすでに義務教育が始まって
いますので、毎日現地校へ行き、
ルクセンブルク語を使用しています。
学童のようなところではフランス語
兄弟姉妹間ではスペイン語、
お父さんとはスペイン語、私とは
日本語という言語環境で、
私と話す時は、ひどいときは日本語の文法に
8割9割がたスペイン語の単語を使用して話すという
状況でした。
とうことで、
とにかく長女や次女ともっと日本語で触れ合う機会を
持たねばと反省。
そこで、
どんぐり問題を起爆剤にして
毎日少なくても30分、出来れば
1時間は語りかけを続けようということに
決めました。
一対一の環境は作れなくても
少なくても私対お嬢二人で、
彼女たちを対象にした何か遊びだったり、
話しかけだったりを行う必要があります。
では具体的にどんなことをするようにしたのかに
ついてお話していきます。
それは何かというと、
どんぐり問題を単語やフレーズごとに
区切って毎日お絵描きをする。
です。
日本語が達者であろう日本在住の日本の
子供達であれば、きっと6歳前の子供だったら
間違いなく虹はしっているのではないか
と予想されます。
ですので、
例えば
虹色の風船といったときには、
虹色の風船をすんなり描けると思われます。
ただ、
うちのお嬢様方のように
かなり日本語が怪しくなっている
場合には、虹色の風船でもいっぱいいっぱいに
なってしまいますので、
まず、「虹」だけで一日かける必要が
あります。
結局はいままで私がお嬢様方に
教えて来ていないつけがまわってきた
だけなのですが・・・
こんな言葉も分からないのか~
と愕然としているヒマもありませんし、
こんなのも分からないと子供に対して
がっかりするのもスジ違いですよね。
そう、やるしかないっ!
気が付いた今、やるしかないのです。
ですから、まず虹とは何かを教える。
そして、いろいろお話しながら
1~2時間ぐらいかけて
一緒に虹のお絵描きをする。
そういったことを続けています。
どんぐり問題の最後の一行をする必要は
ありません。これは質問ですからね。
まずは答えを出す出さない
よりも、言葉を楽しく丁寧にイメージ化していく
練習をすることが大切です。
そんなこんなで週2問こなせるかどうか
ぎりぎりの状態ですが、
お母さんは裏で汗かきながらも
子供とはゆっくりした時間を共有できるような
努力が大切だなと思います。
ということで、
自分の子供の日本語がヤバいと思ったあなた。
ステップ1 四の五の言わず今日から始めましょう。
ステップ2 どんぐり問題を一語ずつ丁寧に楽しくお絵描きしましょう。
ステップ3 子供につらく当たったり、責任を転嫁するのはやめましょう。
※これやりがちなので注意です!
次の記事では
『虹』のどんぐり問題の様子を
アップしようと思います。