プロフィール

【どんぐる先生プロフィール】:

Naoko-1-5子供の発達、心理学、脳神経学、言語学などを学び、言語聴覚士として、小児病院、リハビリテーション病院、脳神経外科病院勤務にて、失語症、高次脳機能障害、嚥下(えんげ)障害、発達支援、聴覚障害などのリハビリに従事。

現在ルクセンブルク大公国在住。5児のママ。

2011年2月にハーフの子供達を対象に、継承日本語・絵で解く算数(どんぐり問題)の指導を目的とする寺子屋『どんぐる教室inルクセンブルク』の運営を開始。同年10月に、日本文化継承と日本人ママの交流の場を兼ねて、海外育児サークル『かふぇde maman in ルクセンブルク』の運営も開始する。

・・・などと偉そうなことを書いていますが、実は・・・

小学校 

計算と計算問題をただ文章にしたような応用問題が出ているテストはほとんど100点。スピード命。自分は算数が得意などという妄想すら抱く。しかし、ちょっと難しい文章問題になるとお手上げ。

5年生の冬、担任の先生がくれた文章問題の宿題に手も足もでず癇癪をおこす。問題の意味すら分からない。とうとうしまいには宿題プリントをビリビリと破る。親にも怒られ泣きっ面にハチ。←重症

※ドリルの計算問題などの単純計算、直ぐに答えが出るものしか出来ない。考える習慣が全くない。考える忍耐力もない。考え方も知らない。

中学校

定期テストは1~2週間前ぐらいから、暗記に暗記で頑張れば高得点。でも、実力テストになると結果が悪い。自分よりも明らかに不真面目な男子が自分よりも実力テストでいい結果をとるのが許せなかった。「私の方が頑張ってるのに、こんなに努力してるのにどうして?」そして、それは、「私って頭あんまり良くないらしい。」という自信喪失へとつながる。中学3年の夏、友達に誘われ、〇〇開発センターなる塾の夏期講習に参加。何をやっているかさっぱり分からないまま、2週間が過ぎ終了。お金の無駄。←危篤

※つまり実力がない。ただ単に暗記して詰め込み学習をしてきただけで、学力を伸ばす学習をしてこなかった当然の結果。正しい学習の方法が身についていない。頭はコピー回路。学習の楽しさ、考える事の楽しさなど到底味わえないレベル。

高校

数学・物理・化学はチンプンカンプン。高1の夏までは何とか乗り切れたが、その後恐ろしいことに。関数、ベクトル、数列・・・意味不明。定期テストはそれまでにやった問題の解答を暗記に暗記で乗り切る。

物理を選択するなど末恐ろしくて出来ず、化学は暗記することすら難しく赤点ぎりぎりか。日本史は書いてある内容も頭に入らず、とにかく大仏の名前やら座り方やらに付けられた、意味不明の画数の多い漢字が覚えられず、テストもやる気0。授業中当てられて答えられず泣いたことも・・・。真面目に解答するより、鉛筆転がした方が点数が良いのでは?という始末。テストが終わった瞬間、全て忘れている。←瀕死

でも、赤点ぎりぎりだったけど、化学はなぜか好きだった。化学が分からない女子二人で、放課後化学の先生の部屋に入りびたり、先生が入れてくれるコーヒーを飲みながら勉強したっけな。心の肥しって点数じゃないんだな。

でもだからと言って、成績が悪くてもいいって逃げるのも良くありませんよね。

大学入試

受験前、あまりのストレスで一時中学生レベルの漢字が読めなくなる。それまで、先生うけのいい、真面目な生徒だったのに、無断で学校の裏の城跡で初のさぼりを経験。

膨大な量の勉強になり、暗記という努力では追い付かず理数系は切り捨てる。←仮死

 

こんな学習履歴でも何とか生きていますが、もしどんぐり問題やってたら、何かの花が開花してたんじゃあないかしらと思うと残念!

 

出来れば、子どもたちには上のように
なって欲しくない。

だから、一生懸命探しました。
どうすればいいのか。そして、見つけたのが
どんぐり倶楽部の糸山泰造先生が作られた
「どんぐり問題」です。

そして、分かったんです。

私の頭が悪かったのではなくて、
考える方法を知らなかっただけ
だったんだってことを。
だから、皆に伝えたい。

正しい勉強の方法を。

その方法を学ぶだけで、
答えを覚えなくても
誰でも工夫して自分の力で答えを
見つけることが出来るようになる。

誰でも考えることが楽しくなる。

自分で絶対
何とか出来るんだという自信が持てる。

1時間でも2時間でもあーでもない、
こーでもないと工夫しながら
粘れるような忍耐力がつく

そんな方法。

難しくてけちょんけちょんに
されても、また「どんぐり問題した~い。」
ってなる。

そんな、楽しい問題。

算数の問題なのに
国語の力もばんばん伸びる
マジカル問題。

私のように努力が報われず、

ひたすら努力しても結果に結びつかない。
そんなくやしさや情けなさを
感じなくてすむように。

どんな問題でも、
自分は絶対に解けるという
確かな自信が持てるように。

学ぶって楽しいなって思えるように。

難しい問題ほどやりがいを感じる
タフさが身に着くように。

難しい問題を考え切ったその瞬間は
マラソンでゴールした時の
あの爽快な気持ちになれるってことを
知って欲しい。

子どもたちみーんなが
自分の力を発揮して
きらきら輝いていられるように。

一人の母親として
そして、昔、子どもだった私が
子ども達の先輩として、

子どもたちのために
役立つ情報をこのブログに
綴っていきます。

隅から隅まで読んで
お役に立てて下さいね。

ブログを読んで分からないことや
疑問に感じることがあったら
私に相談して下さい。

いつでも出来る限り力になります。

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執筆者:

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通称どんぐる先生

ルクセンブルク大公国5か国語環境で、5人の子育てをしながら、ゆっくり・じっくり・マイペース日本語継承語教育と考える力を伸ばす『どんぐり倶楽部』の算数教育方法を広めています。

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