どんぐり歴6年小学5年生11歳
先日この問題をしました。割合・百分率の問題です。
6MX93
フンボルト族とマゼラン族でできているペンギン会社で
1000匹の社員に陸上旅行の経験を聞いたところ、合計
390匹が経験があり、フンボルト族の中では25%
マゼラン族の中では60%が経験していた。では、今回
調査したフンボルト族とマゼラン族は、それぞれ何匹
だったでしょう。
フンボルト 600匹
マゼラン 400匹 で正解!
もちろん、小学生ですから、XとかYとか
使わずに解きます。
割合・百分率は難しい?いや、それほど
難しくはないみたいですよ。
公式も全く要りません。
計算式もほとんど使わずに解けました。
一般的には、割合の公式、くもわ???
比べる数量=もとにする数量×割合
もとにする数量=比べる数量÷割合
割合=比べる数量÷もとにする数量
で、解かせるのが主流のようなのですが・・・。
これだと大人の私でも、ちょっと考えないと何のこと?
ってなります。
だから、きっと子供達も
公式を教えられても実は???で、分かってないけど
こうやって解きなさいと言われたから
やってる。
学校のテストでは何となく点数は
とれてるんだけど・・・という状態ではないかと
推測されます。
小学校高学年の割合や速さの問題に
苦手意識を持つお子さんも多いかと思いますが、
それは、この変な公式を無理やり
覚えさせているからではないかと思われます。
そうすることで、
子ども達の考える力を逆に奪っている
のではないかとも思われます。
習った時は覚えてるからいいんだけど、
ちょっと時間が経つと全部忘れてて全く応用が
きかない。結局、自分で納得いってないと
覚えれないし忘れるし、使えない。
これじゃあ、困りますよね。
学童期には公式を知っている、覚えて使える
ということよりも、
そんなものは使わなくても
自分でなんとか工夫して答えを出す
ことの方がよっぽど重要ですし、楽しいです。
ではどうやって解けばいいのかと
いいますと。
やっぱり、自分で0から絵図を描き起こして
それを見ながら考える事。
これにつきます。これ以外にはありません。
割合ってこういうことなんだなぁというのを
肌で感じるというか、実感として分かるといったことが
とても大事だと思います。
今でも覚えていますよね~。
以前先輩ママさんたちの書き込みをみて、
「うちの子供ももこんな風に難しい問題を
解けるようになるのかな~。」「お絵描きばっかりしてて、
全然進まないし、答えなんてちっとも出せないし。
こんなんで本当に大丈夫?」と
かなり半信半疑だったし、
不安だし焦るしで何度も挫折しかけましたが、
今思う、続けて本当に良かった。
私達親子にも出来たので、あなたもきっと大丈夫です。
一緒にゆっくり・じっくり・丁寧に
どんぐり子育てしませんか?
一生ものの、理解力・読解力・思考力が身に付きますよ。