どんぐる教室 日本語レッスンの内容 ※只今工事中
【教材】
- 音読プリント(読み仮名なし、読み仮名付、穴埋め)
- ワークプリント
- 漢字マッチングプリント
- 文法確認
- 漢字お手本プリント
- どんぐり問題 等・・・
※年長さん~小学一年生では、季節の行事や歌、名前の練習なども行います。
豆まきの歌 月、火、水、木、金、土、日の歌
1、音読プリント 1年生の後半頃から、習っていない漢字も全て漢字変換をして
読み仮名をつけて音読します。その場ですぐに読める、覚えることが目的ではなく、
お手本を沢山目にすることが大切だと考えます。
子供達はひらがなが読めさえすれば安心して音読することができます。
「読み仮名がふってあると、それを読むのでどうせ漢字は覚えない。」
という意見もありますが、
どうせ読めないから見せる必要はないというのでは、それこそいつまでたっても
漢字に親しむことは出来ませんし、また逆に、出てきた漢字はその都度読み仮名なしで全て
完璧に読めるようにしなければいけないと子どもにストレスをかけるのもよくありません。
その時に出てきたものをすぐに消化する必要はないのです。そして、子供が理解出来るもの、
その時に消化出来るもの、消化させたいものだけを並べるという方法で、
どれだけ出来る、出来ないを基準に判断するのも避けたいものです。
子どもたちは学校で、すでに評価されています。ですから、日本語学習ではなるべく
評価をせず、出来ることをコツコツとやり、出来たことを褒めて伸ばすという
方法が子供にとっても親にとっても、負担が少ないのではないでしょうか。
ただでさえインプットの少ない子供達ですから、
やはり日本語の漢字かな混じりの通常の書き方を
その時に読める読めないに関わらず、
日頃から沢山目にしておくこと自体が後々に生きて来ると考えます。
最終的には、一般書を自分で読めるようになって欲しいからです。
しかし、焦る必要はありません。
もう一度書きますが、
その時にすぐ読めなくても良いのです。すぐに結果は出ないかもしれませんが、
長期的な視点で考えてみると最も効率が良い方法です。
余裕のあるときに、読み仮名なしのプリントを一緒に読んでみるなど
するとよいでしょう。
余力のあるお子さんは学年に関わらず読みはどんどん進めて
行くことも可能ですが、無理は禁物です。日本語の学習も長期に渡りますので、
あまりに押し付けすぎて拒否反応が出ては続きませんよね。
穴埋め形式の音読プリントは、
その週の漢字4~6文字(学年に準ず)を穴埋めにしてあるプリントです。
宿題として漢字の復習に使用しています。
現地の学校の勉強や遊び、スポーツをしたりと、日本語学習にそこまで沢山の時間をとることは
難しいと思います。
例えば、ルクセンブルクの現地校では
ルクセンブルク語、ドイツ語、フランス語は必修ですし、
またそこに、両親の言語を加えると相当な負担になってきます。
また、お母さん(日本語話者)がフルタイムで働いていらっしゃるご家庭では
毎日時間のやりくりがとても大変ですよね。※お父さん(日本語話者)の場合も同様に。
ですから、それぞれの家庭での状況や子どもの環境、キャパシティーを考慮しつつ、
例えば、1日漢字1文字と数行音読、もしくは1行作文、絵本の読み聞かせなど
最低限続けられることをそれぞれの家庭で目標にするとよいでしょう。
量は少なくてもいい、でも毎日やると決めることです。
一度にたくさん詰め込むよりも、頑張り過ぎず少しづつコツコツと積み上げることが
大切ですし、長続きする秘訣です。
好きな話題に関しての記事を読んであげたり、日本語の漫画や雑誌、
絵本や科学事典などをいつでも手に届くところに置いておくなどの
工夫も大変役にたつと思います。
2、ワークプリント 音読プリントの内容と連動したワークです。内容理解を
深めながら進めていきます。また、問われた質問にたいして、的確に答えることも
学習していきます。文末の結び方等、~ので、~こと。文章の最後には〇を付けるなどの
決まり事もしっかり学びます。
3、漢字マッチングプリント その週の音読プリントと連動した、漢字、絵、ひらがなをマッチングする
課題です。漢字とひらがなを使用していますので、漢字の字形、漢字の読み(音)、意味を
同時に確認できます。ひらがなの読みの復習にもバッチリです。教室で練習したあと、
家庭学習での漢字の復習として週の最後にもう一度行うとよいでしょう。
4、文法確認 市販の作文問題集を使用して、若干の文法確認を行います。
1年生の内容を1~2年生で消化、2年生の内容を3~4年生で消化、3年生の内容を
5~6年生で消化というゆっくりペースで行います。
3年生までの内容が分かると、日本語を正しく書くための基礎を学ぶことが出来ます。
インプットが少ない環境で勉強していますので、
『てにをは』を初めとする、若干の文法事項を確認しておくことが大切です。
5、漢字お手本プリント どんぐる教室では、漢字を覚えるために何回も書くということ
はしません。お手本プリントの漢字はA4の紙半分に大きく書かれており、インプット
しやすい大きさになっています。
視覚イメージが安定してくる小学3年生頃から
IF法で一度インプットした漢字を思い出す練習をします。
忘れることを恐れず、楽しく漢字学習を行っていきましょう。
IF法を使った漢字学習法はこちら⇒
くどいですが、忘れていいのです。覚え続けておく必要はありません。
人間は忘れるように出来ています。それは、人間の脳は忘れることで
思考を出来やすくするという構造を持っているからです。
忘れるという言い方は、適切ではないかもしれません。
小脳に自動的に記録され、意識上にのぼらないといった方がいいかもしれませんが。
ですから、意識下に保存された情報が統合され、あたかもバケツの水が一杯になって
あふれ出て来るような、そんな時が必ず来ますので、焦らずに毎日少しでもよいのでお手本を目にする
(日本語での会話や日本語の文章を見る、読む)時間をとって下さい。
少量で良いので、毎日です。継続は力なりです。
会話は一人一言語(日本語をその他の国語と混ぜて話さない、一貫して日本語で話す)を
徹底することも重要な要素になってきます。もちろん、会話の質が高ければ高いほど
良いことは言うまでもありません。
6、どんぐり問題 どんぐり問題は算数の問題ですが、どんな言語にも応用可能な
国語の読解力を育てるために非常に重要です。どんぐり問題で国語の精読の方法を
習慣づけることが可能です。ですから、バイリンガル、マルチリンガルの
子供達には特に行って欲しいと思います。
理解(読解力)は、言葉(文字)を正確に視覚イメージ化することです。どんぐり問題で
文字(音)⇒絵、文字(音) ⇒絵 という練習を積み重ねることで、確かな理解力(読解力)を
つけることが出来ます。
特に低学年の子供達は、まだ視覚イメ―ジが曖昧ですので、文章理解の助けになりますし、
もちろんより高度な思考力をつけることも可能です。
以下にそれぞれの学年使用しているプリントの例を挙げておきます。
また、各学年約30回分ありますので、
家庭学習、寺子屋、日本語学校、家庭教師等々に役立てたい方、
必要な方は全てダウンロード可能
にしました。どうぞ、お役立て下さい。
年間約30回分で各学年の漢字が学べるようになっています。
※只今準備中のため、しばらくお待ちください。
プリントは以下のフォームにてお申込み出来ます。
無料です。ただし、2次配布、販売は禁止します。
年長さん
ひらがなプリント A4
ぬりえひらがなプリント A4 お手本プリント
カタカナプリント A4 お手本
小学一年生
音読プリント ワークプリント
マッチングプリント 漢字お手本プリント
小学二年生
音読プリント
音読穴埋めプリント
ワークプリント マッチングプリント
漢字お手本プリント
小学三年生
音読プリント
音読穴埋めプリント
ワークプリント マッチングプリント
漢字お手本プリント
※4年生以降は只今工事中です。