これまで本の挿絵は見ているものの、文字はどうやら読んでいないよなという
長男だったのですが、3年生の中頃になって、自分からドイツ語の本を読むようになってきました。
数年前に、お友達から誕生日プレゼントに貰った、このコッコスヌス シリーズ(右)が
面白いそうです。日本語で読んで面白かったホッツェンプロッツシリーズもドイツ語で
購入したのですが、もう話を知っているのでつまらないと言われてしまいました。泣
ルクセンブルクの現地校に通っているため、
会話はルクセンブルク語+読み書きが1時間╱週
授業は全てドイツ語
外国語としてフランス語が必修となっています。
フランス語も、日本の大学生が外国語としてフランス語を選択する場合の内容よりもはるかにレベルも高く、
スピードも速いです。
また、
家庭ではスペイン語と日本語を話し、それなりに
読み書きもしています。
親はドイツ語は分からないため、教えてあげることは
出来ません。
また、例えば、一般的にモノリンガルの国、日本、ドイツ、フランス、イギリスなどで
あれば、家の外に出ればどこでもみんながその国の言葉を話します。
しかしながら、ルクセンブルクでは、フランス語や他の言語が飛び交うような状況で
私達の子どもたちがドイツ語を使うのは基本的に学校の教室のみという過酷な状況にあります。
そんな中で、1週間に1回ドイツ人の高校生の女の子に来てもらって遊んでもらったり、
ドイツ語でテレビを見たりしているのですが、やはりまだまだボキャブラリーが
足りていないようです。
そんな中、いつになったら自分で本を読むようになるのかなあと思ってみていましたら、
3年生の中頃、9歳なんですが、読むようになってきました。
モノリンガルの場合であればもっと早い段階で本が読めると思うのですが、
やはりたくさんの言語を同時に学ぶと大変なんだろうなと思います。
ドイツ語で読むようになれば、フランス語やスペイン語でも必然的に読めるのだろうと
思いますが(アルファベット表記のため)、やはり日本語は厳しいようです。
漢字に全て読み仮名のふってある本でさえも、読みたくないそうです。
理由は、読むのが遅いし、意味が分からなくなるそうです。
ですから、
もっぱら日本語は、寺子屋の音読プリントを読む程度で、あとは
本の読み聞かせをしています。読み聞かせると内容はだいたい理解できる
ようです。
ということで、このまま引き続き読み聞かせを続けていきたいと思います。
幼児期には、読む量も大したことはないのでいいのですが、
学童期の本は話が長いので、読む方も喉が痛くなる程です。笑
しかしながら、読んでるこちらも早くこの話の続きが知りたいというような
面白い本が沢山ありますので、そのような本を一緒に楽しむといいかもしれません。
今読み聞かせている本の中で特に面白いものをご紹介しますね。以下全て3冊シリーズものです。
小学生低学年~中学年の子どもたちにお勧めです。
ルドルフとイッパイアッテナ
漢字の読み書きが出来る猫ちゃん。日本語の勉強のモチベーションも上がるかも。
エルマーの冒険
大どろぼうホッツェンプロッツ
それと、
こちらもお勧めです。
チョコレート戦争
こんな感じで、日本人の母親としては子供にもっと日本語をちゃんと読み書きして欲しいという
希望もないことはないですが、今は焦らず止まらず、ゆっくりでもいいので子どもたちに
あまりストレスをかけないように続けていくことが大事なことだと思っています。
しかしながら、最終的には日本語の一般図書は読めるようにしてあげたいという思いは
ありますので、時期をみながら進めていきたいと思っています。
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