進化9 どんぐり問題に振り回されず利用する極意
どんぐり問題は確かに思考力を養成できる
いまだかつてない画期的な問題です。
問題自体が非常に良く仕組まれていますので、
使用上の注意をちゃんと守って行うと
誰でも100%の学力が保証されています。
だからといって
どんぐり問題が
解けない・・・とか
分からない・・・とか
難しすぎる・・・とか
いって
焦ったり
落ち込む必要はありません。
やらないと・・・と
義務感にかられる必要性もありません。
そこまで・・・
真面目に考えすぎるのもよくありません。
例えば、先日
0mx18
まいごの ありさんが、悲しくて なみだを おとしながら あるいています。
ありさんが 一歩 あるくたびに なみだは 3つぶ おちてしまいます。
では、ありさんが 4ぽ あるくと なみだは なんつぶ おちてしまう
のでしょう。
という問題を解いた次男ですが・・・
問題を読んであげて
ありさんの絵を描いて・・・
最後に
じゃあ4ぽ歩いた時涙はなんつぶ?って聞くと、
「最初は泣いてたけど 後でもう
泣き止んだから もうない。」
という答えでした。
理屈があっているので、花丸正解にしときました。
こんな感じでいいんです。
とくに
就学するまで(小学校1年生の意)は
言葉→絵
ということを自然に出来るようにすることが
第一目標なので
答えを出すとか
正解するとか言ったことより
子供たちの楽しく自由な発想の方を
大切にして下さいね。
そして、ありんこのりんこちゃんの続編
その後・・・
4ぽ歩いた時涙はなんつぶ?って聞くと、
「最初は泣いてたけど 後でもう
泣き止んだから もうない。」
と答えていた次男ですが・・・さて1年後1年生になりました。
そして、先ほどと類似した以下の問題を解きました。
年長さん問題
ありんこの りんこちゃんが たびにでました。とてもとても とおい
たびです。りんこちゃんは とちゅうで さびしくなって なきだしてしまいました。
なみだが 一つ二つとおちてきて、ついてには おおきなおおきな いけが できました。
そこで、りんこちゃんは、そのいけの なみだみずを のんでみることにしました。
すると、6かいで のんでしまうことが できました。では、1かいで 3このなみだみずを
のんだとしたら りんこちゃんが ながした なみだは なんこ だったのでしょう。
ということで、
無事に答えまでたどり着けるようになりました。
長男同様、答えがでないと悔しくて泣くことが
多かったのですが、
最近では答えが間違った時でも
感情的にならず
絵を描き直してみる、考え直してみる、ということが
出来るようになってきました。
それでも、分からない時はさらっと分からん帳に
入れることが出来ます。
1年生にはなりましたが、まだまだ年長さん問題を
楽しんでいます。長男の時も、1年生の後半までほとんど
年長さん問題をしていました。
問題数を消化するという意味では、
なかなか進みませんでしたので、1年生でも
1年生問題は10問くらいしか出来ていなかったと
思います。
しかしながら、
問題を数多くこなすことが目的ではありませんし、
多く正解することが目的でもありません。
子どもの視考力を養成するのが目的だということを
忘れないようにして、じっくり・ゆっくり・丁寧に
進めていって下さい。