1MX53
向日葵組は、赤、青、黄の3班に分かれていて、
赤は青よりも2人多く、青は
黄よりも一人多くいます。
赤の班を4人とすると
向日葵組はみんなで
何人いることになりますか。
という問題を解きました。
意地悪といえば意地悪なんですが、
どんぐり問題は全ての情報を
最初から与えてくれません。
●人生でも同じです●
全てが自分に都合のいいように
回ってはくれません。
知りたい情報が一度に
全て手に入るなんてこともありません。
・・・だって何人か
書いてないから描けない
・分からない・・・
という反応をするかもしれません。
でも、これを放っておくとどうなるか?
だって時間がないから
だってお金がないから
だって知識がないから
だって能力がないから
だって技術がないから
だって誰も教えてくれないし
だって誰も分かってくれないし
だって だってと
いつも人のせい、環境のせいに
する大人になります。
って、
私自身だったりするかも・・・。(笑)
そう、
じゃあ、こんな風に
怠慢な大人にならないように
子どもたちにどんぐり問題を
やってもらっているわけ
なのですが・・・
ぐちゃぐちゃ
四の五の言わず、
ここからどうするか?
自分に何が出来るか?
って考えなければ
その人の進歩はありません。
ぐちぐち言ってる間に人生終わります。
ですから、
とりあえず、解決できそうな
ところからやってみる。
分かっているところから
絵を描いていきます。
これが、
考える方法ですからね。
で、とりあえず描きましょう。
赤が6人、青が4人、黄色が3人
「おー出来たー♪。」
っと、
思ったらまた困難が
降りかかってきます。
(問題)・・・赤の班を4人とすると・・・
うおーっ!!!!!なんでだよーっ!!!!!
ありえねぇー!!!!!
●人生も同じです●
出来たと思ったらまた障害。
それを乗り越えたらまた障害。
結局いつまでいっても
完璧はありえません。
しかし、ものは考えようで、
それをいつもいつも
困難だらけで大変と思うか・・・。
壁を乗り越えるたびに、
いろんなことができるようになってきて
面白いなあ。と思えるかで
全く違う人生感を
味合うことができるし、
また到達点も全く違うものになると思います。
ということで、
どんぐり問題を通して
子供達にも人生哲学を
体験して欲しいと思っています。
いつなんどきも
環境のせいにしない
人のせいにしない
自分の人生に
自分で責任をもって
自分のちからで
幸せや楽しみをつかみとって
いけるような精神力や(視)思考力を
身に着けて欲しいと
心から願っています。