進化4 実は分からん帳行きの方が多いんです~
いろんなところで、子供達のどんぐり問題の記事を書いています。
皆さんにどんぐり問題がどのくらい威力があるかということを知っていただくために、
正解した問題を掲載していますが、いつも正解な訳ではありません。
むしろ、分からん帳行きの問題が多いです。
どんぐり問題は、子どもの学力養成が目的なので、答えはオマケ、
あっていようが間違っていようが、問題を解く過程で、本人が自力でイメージ想起をして
それを動かしていくことが重要なんですよ。とはいっても、正解している問題を見て貰わないと、
「ほんとに、そんなんで考える力つくんですか?」
「ほんとに、難しい問題を秒殺できるようになるんでしょうか?」と半信半疑ですよね。
ということで、ここに来て、ある程度皆さんにも信用していただけていると思いますので、
あえて今日は、進化の舞台裏の様子をお伝えしたいと思います。
3MX94
朝太郎は、朝のコーヒーを飲んでいるときに、ふと飴を食べたくなり200秒で
11個の飴玉を作ることができる自動飴玉製造機を発明しました。
それでは、この製造機が2時間で作ることが出来る飴玉の数と
、その数の百の位の数字を十の位にして、十の位の数字を一の位にして、
一の位の数字を百の位にした数の差はいくつになるでしょう。
1日目

飴玉製造機を一生懸命描いたら、頭が痛くなってきて終了。
2日目

数字を何だかたくさん書いてみたが・・・断念。
3日目

これまた何だか数字をたくさん書きこんで、結構長いあいだ考えていた様子ですが、断念。
飴玉の数も正解にかなり近かったのですが・・・粘り負け。
とうことで、もう違う問題したいということになったので、
とりあえずこの問題はお蔵入りということになりました。
ま、コメントとしては、数字たくさん書いてますが、全体をパッと見渡せる絵がちゃんと描いてないので、
答えに至らないのは当然かな?って感じですね。
やっぱり、時間が入ってくると絵に描き表しにくいようですが、
そこを何とか工夫するといいみたいですね。
ということで、正解に至った問題でも、数日かかった、数週間かかった、数か月かかったというものもあります。
でも、それが本当の理解力や考える力、そして間違ってもくじけない、諦めない心や、やり抜く根性、
そして思考の忍耐力を育てます。最後に、長い時間かかったけど、自力で何とか解けたという何とも言えない、
充実感をともなった自信を得ることが出来ます。