あっという間に、クリスマス。
そして、2016年ももうそろそろ
終わろうとしています。
今年はどんな一年だったでしょうか?
そして、来年2017年はどのような年に
したいですか?
さて、どんぐり問題をされている方にとっては、
この長期休暇は分からん帳を消化する
大事な大事な進化の季節ですね。
小学1年生以降でどんぐり問題が
なかなか進化しないという場合は
一度以下のことをよくチェックしてみて下さい。
1、紙のサイズが小さくないか A3程度は必要です
2、文章通りの絵が描けているか(適当に絵を描いていないか)
3、絵を省略していないか(絵を描かずに数字で代用していないか)
※サル100匹描くのが面倒なので、丸100個で代用するのは
OKです。
4、余計な言葉を記入していないか
5、全体を見ていない場合や部分的なことに注意が
払えていない場合はバランスをとるように!
6、始めから、数字や計算で答えを出そうとしていないかどうか
※計算は、思考(答えまでの道筋を見つける)の後で行います。
※低学年では、計算しなくても絵を描けば答えが見えます。
7、自分の描いた絵を良く見ているか
8、ビデオゲームや高速計算、大量計算など、反復練習など
反射回路を強化するものを日常的に行っていないかどうか
どんぐり問題はしているけれど、
注意書きを守っていない方も多かれ少なかれ
いらっしゃいます。
薬も使用上の注意を守らなければ
効果が出ないのと同様に、
どんぐり問題も使用上の注意を良く
守らないと結果が出ませんので悪しからず。
約束事をきちっと守れない、適当に解釈して自己流で
行う、いい加減にする・・・となると、
折角どんぐり問題をやっているのに非常に勿体ないです。
詳しい使用上の注意が欲しい方はコチラから
お申込み下さい。※只今準備中
PDF冊子がダウンロード出来ます。
子供達にも、まずは文章通りの絵を
丁寧に描くこと⇒理解
その後に自分の描いた絵を良く見て、
問われていることを導くために、
その絵を操作(移動、変形、比較、複写)する⇒思考
ということを、くり返し伝えて下さい。
もちろん、正確な理解(正確な絵図)がなければ、
答えを導くための思考は出来ません。
また、より高い思考を行うためには、
緻密さと、忍耐力、注意力なども必要になってきます。
ダニエル・カーネマンというノーベル賞を受賞した方の
著書「ファスト&スロー」の中にも書かれているように、
大部分の人(ハーバード大学など有名大学の学生でさえも)は
怠け者思考をしているようです。
(私もかなり怠け者思考です・・・笑)
子供達が自分の
感情をコントロールする力、
注意力をコントロールする力が
思考にも関係してくるといいます。
思考力や注意力を稼働させるスイッチは
自動的には入りにくいため、
なぜならば、エネルギーをたくさん必要とする
からなのですが、
それゆえに、
幼児・児童期に継続して練習する
必要があるということです。
大人でもダイエットや日記をつける、禁煙など
日頃自分がやれていないことや新しいことを
習慣化するには物凄いエネルギーが必要ですよね。
でも、
いったん習慣化してしまえば、
それは日常の生活の一部になっているので
苦もなく行えますよね。
思考力養成も、注意力養成も
考える忍耐力も・・・
一度習慣化してしまえば、
必要なときに自動的に発揮されるように
なるのです。
どんぐり問題は、上記の力をつけるのに最適な
教材なので、5歳から特に小学校3年生までの間に
みなさんに取り組んで欲しいです。
冬休みは、クリスマス&お正月とイベント
盛りだくさんで、忙しい時期だとは思いますが、
出来るだけ時間をとって分からん帳を
消化していただければと思います。
どんぐり問題に関するご質問もいつでも
受け付けていますのでメール下さいね。
コチラのブログもお勧めです。
『喜怒哀楽』のお話
~楽しいを見つけるのは意外に難しい~
『そして学校でクラスのみんなを見ていると第1ゲートをくぐれている人は少ないと思う。
特にトップクラスの子たちはたぶん楽しいとは何かを分からないのではないかと思っている。
パパはテレビやゲームはダメだと言っているが、第1ゲートをくぐっていれば、
考えることの方がそんなことより遥かに楽しいと分かっているからそんなにテレビを見たり
ゲームをしたくなったりしない。だからテレビを見たり、
ゲームをしたりしてみれば第1ゲートをくぐれたかどうか分かる。』
ドキッ!!!
上記の記事の詳細はコチラ↓