ルクセンブルクでどんぐり歴7年目の小6の
次男とどんぐり問題をしています。
早いもので
白い蟻さんは描けない!
(白い紙に白い鉛筆で描いても
見えないという理由で・・・)
と
ぼやいて
数秒で分からん帳行になっていた
年長さんだった
次男ですが・・・
気が付いたら
6年生になっていましたっ!
ほんと
ビックリΣ(・□・;)
ということで、
まあ、なんだかんだ
ありましたが、
こんな問題も
ノーヒントでサクッと解けるように
なって・・・
成長したよなーって
感動します。
なので、
分からん帳行ばっかりで
大丈夫かな?と
心配の方がいらっしゃったら
ご安心下さい。
正しい方法で続けていれば
ちゃんと少しずつ解けるようになって
きますからね~♪
それもこれも
どんぐり問題のお蔭です。
さて
今日のお題はこちら。
6MX76
チュー助の豪邸の庭には大きな池があります。今日は
チュー助がバケツで池の水を入れ替えるという大変な日です。
いつもはバケツに3分の2ずつ水を入れて運び
20回で池の80%に水を入れて終わりにします。今日は
バケツに5/6(6分の5)ずつ水をいれて運び、
池の100%まで水を入れます。今日は、何回運ばなければ
いけませんか。
親の私でもっ・・・って言うか
親だからという
上から目線はもう通用しませんね。
明らかに
子ども達の方が
視考力という点においては
勝っていますので・・・
さておき、
私はこの問題をみて
未だに頭を抱えますよ。(;´・ω・)
では
小6が今回どのように解いたかを
見ていくことにしましょう。
式もなくて
たったこれだけの絵で
(とはいっても、問題文は
忠実に絵になっていますよ~)
よくも解けたなーって
驚きですが・・・
ということで、
解説しますね。
2/3(4/6)×20回で80%・・・
ということは、
1/6を20回で池が20%たまる計算になる。
ということは、
今日はバケツに5/6ずつ水を運ぶので
4/6×20回=80%
1/6×20回=20%
5/6(4/6+1/6)×20回=100%
になるだろう・・・
ということで
20回で
サクッと正解になりました。
えっ?
いいですよね、これで。
(また、これでいいか
確信がもてない私ですが、
たぶんいいでしょう。苦笑)
スゴクないですか?
脱帽でございます。
私は子ども達とどんぐり問題を
始めて約9年になりますが、
本当に
学校と週1~2回の
どんぐり問題だけしか
やってません。
その他の問題集も
塾も行ってませんし、
何か先取り学習を行っている
とかでもありませんし、
どんぐり問題で
ヒントもアドバイスもあげません。
解き方や解法
絶対に教えません。
答えがでなくても
そのまま
分からん帳というノートに
保存して期間を開けて
再挑戦を繰り返している
それだけです。
だから、
正しい方法で
勉強すれば
たったこれだけで
しっかりと自分で考えられるような
頭になりました。
長男もどんぐりにお世話に
なって同じように
考えることができるように
していただきましたし、
長男だけだったら
たまたま偶然という可能性だって
あるのですが、
次男も同じように
考えれるようにしていただきましたので
これは
私の経験上確信をもって
やれば誰でも
できるようになりますと
お伝えしたいです。
で、
私はブログでは
便宜上
正解した問題を中心に
ご紹介しています。
ですが、
私が「スゴクないですか?」と
いうところの真意は
ここまでできるように
なったプロセスを全て
ひっくるめて
「スゴクないですか?」
って本当はお伝えしたいのです。
正解したこと自体は
その「スゴイ」プロセスの
多分1%位しか
重きを置いてないのですが、
とにかく、
単純に
デキた、答えが出たことが
素晴らしいとかいいたいのではなく、
そこまでの
過程での試行錯誤や
出来なくて悔しくて
泣いても
それでも、泣きながら鼻水たらしても
考え続けていた姿とか・・・
(言っときますけど、私は、「分かるまで考えなさい。」とか
一切強制してませんよ。分からないとか答えでないときは
サクッと分からん帳に入れますので。)
それでも、
気楽に気長に楽しく
再挑戦を何回もして
やっとここまで
自力で問題を克服できたこと
その全てが
「スゴクないですか?」
って言いたいのです。
やってみれば
分かりますが、
何回も何回も不正解で
でも、ある日サクッと
自力で解けたときは
本当に感動ものですよ。
例えば、
これまで私達が受けてきた教育を
考えてみた場合
一体何だったんだろうと
思わざるを得ません。
本当はみんな
力があるのにも関わらず
力がないかのように
思わされ、
解き方を教えられ
解法を暗記させられ
テストで高得点とったら評価され
わざわざ
本当の力が発揮できないように
させられてきたと
思わざるを得ないような
学習をしてきたように思います。
子どもたちの力を
最初から信じてないですよね。
もちろん、
どんぐり学習・・・たぶん私が小学生のときくらいに
出来ていたかもしれないくらいなので、
誰も、子ども達の絶対学力を育てる方法なんて
分からなかったので無理もないですが、
ここにきて私自身
時代もかなり変わってきていることを
肌で感じています。
今後は
これまでの
社会の中で
上手く立ち回れるように
教育を施すという視点から
個々人の才能の発揮と幸せの追求と
それに付随して
さらに言えば、
自然にもたらされる世界の
安全と調和・・・
自分が正しいと思った価値観や信念を
持ち続けていける
精神力や忍耐力、
そのための教育を
各家庭で行うことが
大事だなーって思います。
これまでの
自分の価値観や思い込みや
いろんなものが
ありますから、
視点を変えるとか
考え方を変えるとかいっても
一筋縄ではいかないかも
しれません。
私自身、以前は
私なんて無力な存在で
私がなんら社会に対して
影響を与える事なんて
あり得ない
そんな風に思っていました。
しかし、
最近では
それぞれ一人一人の存在が
どれだけ大きな意味とパワーをもっているかと
いうことを実感しています。
もし
どんぐりに出会って
なにか良さそうだと
感じたのであれば
その感覚を信じて
すぐ行動に移して下さい。
その想いは
必ず外に現れてきますよ。
そして、
それぞれの人の
想いや行動そのものが
すでに周りに良い影響を与え
波及していくのだと
本当に実感しています。
ということで、
この同じ問題で
長男や他のどんぐりっ子さんの
作品も以前の記事で紹介していますので
もし興味ある方は
読んでみてくださいね♪