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どうして算数や数学が苦手になるのか?

投稿日:2019年6月24日 更新日:

今日は、
どうして算数や数学に
苦手意識をもってしまうのか?

の根本原因について
考えてみたいと思います。

実はそれは
非常に簡単なカラクリなのです。

例えば、

日本語しか分からない人に

英語で考えろっ!

って言ったとしたらどうでしょう?

日本語しかわからないのに、
英語で理科や社会などの科目を
勉強しなさいと
いわれたとしたら・・・。

いくら理科という科目の内容が
面白くても
興味があっても

歴史や地理が
好きで
役に立つ科目であったとしても

もし、
英語が分からなければ
科目の内容に入る前段階

英語が分からないという
ところで挫折してしまいますよね。

実は、
算数や数学がおもしろくない、
苦手だと思っている
多くの子ども達にも
これと同じようなことが
起こっているんです。

どういうことかというと、

 

どんなに算数や数学の世界が
面白いものであっても
興味をもてそうな科目であったとしても
実際に社会で役に立つ内容であっても

通常は

算数・数学のコンテンツにはなかなか入らず
算数語の勉強だけを永遠にやっているので、

算数語を理解する時点で
苦手意識をもってしまっていて
算数・数学のコンテンツまでたどり着いていない
のが多くの場合の苦手意識の
実際の現状なのです。

 

いまだ、

日本の(世界の多くの国の)算数・数学教育は
算数や数学の内容に入る前の
算数語の運用ばかりに
目がいっている状況なのです。

算数語というのは
つまり、

計算式であったり公式であったりです。

算数語が分からなければ
算数も数学も分からないと
ばかりに

算数語運用ばかりを
行って肝心の内容に入らないので

算数・数学が分からない、難しい
面白くない
楽しくない
こんなものを勉強して何の役にたつのか
分からない

そういう子どもが増えてくるわけです。

ですから、
単純計算を大量にしたり、
公式に当てはめて答えを出したり
こういう問題のときはこの解き方で・・・

みたいな算数語運用的なものは
ある程度で留めておいて、

さっさと
算数・数学の本題に入るような
算数・数学教育を行えば

算数・数学のコンテンツも
より理解でき、
学ぶことが楽しくなり、

結果、
算数や数学が苦手だという
子ども達がかなり減るのではないか、

そして、
将来

数学的な思考を仕事や社会のために
活かすことができるようになるのだと
思います。

本来

自分で考えたり、
工夫して多角的に思考したり
いろいろな情報をいろいろな
階層に組み立てかえたり

ダイナミックスに物事をとらえたり
なにが問題になっているかを発見し
最適な解を瞬時に見つけたり

新しい可能性を見出したり

人間は本来思考することを
楽しいと思う生き物なのです。
さて、

ここまできて、

なるほど

計算とか公式とか解法を使って解くとか
それは、算数語運用のことであって、
算数・数学の本来の内容ではないのですね。

そして、
算数・数学の真髄は
よりよく思考する
というところにあるのですね。

苦手意識は、算数や数学の中身が
分からないからではなくて、

内容を学ぶために使っている算数語が
分からないし面白くないからつまずいているのか・・・

英語分からないせいで
中味が分からないのはもったいないですよね。

でも、
やっぱり算数語が分からないと
内容も分からないんじゃないの?

算数語も必要ですよね。

じゃあ、結局のところ
一体どうすればいいんでしょうか?

という話になりますよね。

簡単です。

例えば、
英語が分からないなら
日本語で勉強すればいいでは
ないですか?

英語自体を学びたいのならば
話は別ですが、

科目の内容自体を学びたいのですよね?

だったら、

どうして
わざわざ外国語で
勉強する必要があるのでしょう?

習得すると便利だからですか?

確かに
多少知っておくことも大切です。

でも、
それで、無理強いして
勉強嫌いになったら
本末転倒だとは思いませんか?

では、

算数・数学を勉強する際の
日本語(自分が自由自在にあやつれる言語)
にあたるものはなんでしょう?

そう、ここがとても
重要なポイントです。

幼児でも高校生でも
使える算数・数学の共通言語・・・

ジャジャーん、

それが、

視覚イメージ&視覚イメージ操作

なのです。

つまり、お絵描きです。

へっ?!って思いましたか?

算数・数学の答えは通常一つですよね。

だから、
その答えを見つけ出すために
算数語(数式)を道具として使って
答えを導く。

すでに、答えがでているものに
対してそれを証明する。

これが、

これまでの一般的な数学に対する
考え方ではないでしょうか?

 

し・かーし、

算数・数学で最も重要視
するべきは、

いかに考えるか
いかに思考するか

です。

とりあえず
学校では練習段階なので
一応答えのある問題をつかいますが

実社会では答えのない世界で
自分なりの最適解を見つけ出す
という力が要求されます。

算数・数学的なコンテンツの
重要なところは、

物事をいかにビジュアル化できるか、
いかに高いところからものごとを
みることができるか

頭の中で状況を分析し立体的に組み立て、
また分解しては再構築することで

いままでにはなかった発見をしたり
あらゆる可能性を見出すことが
できる。

 

そういう力を養うことです。

 

そういう力があれば
難しいとされる問題でも
一瞬にして最適な解を発見したり、

だれも気が付かなかった
新しい問題点に気が付いたり
することができるように
なるのです。

ですから、

数学が苦手だ・・・
面白くない・・・
何の役に立つか分からない・・・

という場合

是非、算数語の運用にこだわるのでは
なく、さっそく算数・数学の中身の勉強を
始めることをお勧めします。

そして、
その算数・数学の醍醐味を
味わえる勉強方法は

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