ずーっと前に割り算の意味という記事を
書いていたのですが、
それと関連して
今日の気づきを書こうと思います。
日本では割り算の式はこう書きますよね。
6÷3=2
例えばルクセンブルクでは
6:3=2
と書きます。
たぶん、ヨーロッパはほぼこの書き方では
ないかと予想されます。
調べていないのでよく分かりませんが・・・。
割り算の意味という記事を書いておきながら
このことにさほど注意を払ってませんでした。
つまり、こういうことですよ。
6÷3=▢
6:3=▢:1
日本でも、
6:3って比で使いますよね。
同じことなんですよ割り算って。
どうしてわざわざ分けたんでしょうね?
初めから比だけにしといても
良かったでしょうにね。
6÷3=▢
6:3=▢:1
つまり、
3人に対して6個飴があるとき、
1人に対して何個飴があることになりますか?
45÷9=▢
45:9=▢:1
9人に対して45個飴があるとき、
1人に対して何個飴があることになりますか?
45:9=▢:1
:1の部分はいつも同じで
面倒だから省いちゃったんでしょうね。
で、こうなった。
45:9=▢
整数だけの問題であれば
45個の飴を9人に分けるという
考え方でも答えは同じなので、
みんな、
実は:1があるってことを
全く意識していない
というか誰も教えてくれない。
たぶん
もはや
どうでもいいと思ってる?
呼び方も
日本と同じで、
分ける・分配 です。
割り算は
ドイツ語では Abteilung geteilen分ける
フランス語ではdivision
英語でもdivision
スペイン語ではdivisión
でもって、
じゃあこっちで比を表わすときは
どうすんのさ?
って
ちょっとググりましたら、
割り算と一緒かよ・・・。
http://www.helpster.de/verhaeltnis-5-3-so-bringen-sie-ihren-kindern-die-anteilsrechnung-bei_84532
だったら
初めから割り算とかなくして
6÷3=▢
6:3=▢
割り算です・・・じゃなくて、
6:3=▢:1
これは比の基本形です。
という風に教えたら
どうなんだろうか?
ダメかな?
そうしたら、
6÷ 1/2 =▢
6: 1/2 =▢:1
つまり、
半分の人に対して飴が6個あるとしたら、
1人の人に対して何個飴があることになるでしょう?
年長さんでも理解できますよね。
絵にすれば・・・。
別に、
分数だったらひっくり返して
かければいいんだよとか
わざわざ教えなくてもね。
だってなんか、これって
医者が薬出して
その薬の副作用を抑えるために
また薬を処方するような
やり方ですよね。
で、結局
あれっ?いま薬山ほど飲んでるけど
最初の病気なんだったっけ?
みたいな・・・。
6÷3
6:3
6╱3
全部同じ意味なんですね。結局。
40過ぎにして初めて納得。
私も含め
やっぱりみんな
記号に振り回されてると思う。